伝統行事「たいさま(鯛・鯖)行事」

■開催日時

2020年2月3日(月)夕方16時~18時頃

■開催場所

紀北町長島(西長島地区内)

■内容

節分の夕暮れ時、子どもたちが袋を持って「たいさま(鯛・鯖)売って」または「たいさば(鯛・鯖)売って」と言いながら、家々を訪ねていく。地域の家ではお菓子を用意しておき、訪ねてきた子どもたちに渡すというものです。これは新しい年を迎え、今年もたくさん魚が獲れるようにと願う“叶豊漁”の祈りが、「鯛・鯖売って」の行事につながっている。節分の夜、船主の家々をまわり、「魚をようけ(たくさん)獲ってきたんやってな。私の家にも分けてほしい。」「そうか、おかげでようけ獲れたんや。売ってやろう。」こんな人々の豊漁を願い、祝う気持ちが「鯛・鯖売って」の行事になったとされています。